小さいチェロだなぁ
バッハの無伴奏チェロ組曲を弾く渡邉さん
ウ ウマイ・・・
メンバー/
児玉信一郎(fl.)
安武小織(vn.)
渡邉雅弦(vc.)
伊東麻奈(p.)

9/3(sat) LIVE・・・八千代市ル・フルーレ/阿久津グループリハ


 

 僕らの世代にとって9月3日というのは、王選手がホームラン通算756号の世界新記録を達成した日として特別な記憶が残っているものです(???)あれから28年もたっているなんてホント信じられない。
 2度に及ぶリハーサルを経て、今日フルーレでのライブを迎えました。
 クラシックの室内楽なのでむしろ「サロンコンサート」と呼ぶほうが適切かもしれませんが、僕としては「ライブ形式でクラシックを」というコンセプトにこだわったつもりです。
 この企画は伊東麻奈さんが「夏休みでヒマになるからやろう」ということと、ぞうれっしゃ音楽隊のメンバーでクラシックをという構想がミックスして持ち上がったもので、ヴァイオリンの菊間君がこの日NGだったのでトラに安武さん、そしてサポートにチェロの渡邉雅弦(まさお)さんを加えてトリオの曲をいろんな組み合わせで行いました。
 まずvn.vc.pでグノーの《アベマリア》、マリーの《金婚式》。そのあとvn.vc.fl.で全員初挑戦のハイドンのフルート、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲。こういうのたまんなく好きなんですよねー。で、《ニューシネマパラダイス》で1セット目終了。ライブっぽく休憩ではBGMを流します。
 なぜか1セット目終わってお客さんがぞろぞろ帰りだし。どうやら入れかえ制と思ったみたい。慌てて引きとめ、すぐ2セット目開始しました。
 2セット目の目玉は、T音大付属高校の作曲科の先生の作品《イミテーション》。あとイベールの《2つの間奏曲》。夕日が差し込む喫茶店と雰囲気がよく合いました。これまたやりたいな。チェイサーは4人で《アメージンググレイス》。
 麻奈さん安武さんとはリハをしましたが、チェロの渡邉さんとは今日初対面。でもまったく問題にならないほどの実力でほとんどカンペキにこなしてくれました。
 アフターでは、麻奈さんがサックス吹いたり、渡邉さんがバッハの無伴奏組曲やヴァイオリンのチェロ弾きを披露。また涌井望さんが乱入したりと、まさにジャムセッションのクラシック版。狙いどおりです!
 今日のライブ、クラシック通のコアなお客を満足させられたかはわかりませんが、終了後20人ほどいたお客さんの中には通りがかりに入ってきた方が多く、口々に「こんな真近な距離で生の演奏が聴けて嬉しかった」という感想をいただきました。まさにそういうことがやりたかったわけで、こちらとしてもお客さんに感謝です。 
 
 夜は渡邉さんを送りながら新宿方面へ。9日ホットペッパーでの阿久津浩之グループのリハーサルです。
 ツール・ド・フランスから帰国したドラムの稲垣さんが自転車に乗ってツーリングの格好で来れば、川畑氏はジンベエをまとって原付に乗って登場。
 今回はインストが全部オリジナルで、けっこう懐かしい曲も入っています。よく僕がサイズを間違える《ブライトフラグランス》では、やっぱり間違えました・・
 クラシックライブにそなえて数週間そればかりやってきたので、久しぶりのサックスは超キツかったです。
 歌モノについては新婚のヴォーカル知永子さんが欠席のため、旦那の川畑氏がアレンジを指示。《Love For Sale》なんか斬新ですぞ!ご期待を!


 テオフィルス室内管弦楽団のコンミスもつとめる
            安武小織さん



    ほとんど全部仕切ってやっていただきました麻奈さん
  
 
                 おつかれ!!



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